●街へのシステムアプローチ 3●

●街へのシステムアプローチ 1●(id:Bonvoyage:20040617)
●街へのシステムアプローチ 2●(id:Bonvoyage:20040618)
のつづき。初めての人や忘れてしまった人はまず上記の記事をご覧あれ。


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間が開いてしまったけど、クリチバを取り上げての都市システム論の続きを書こう。お待たせして申し訳ない。

リンクしてくれたサイトを見たりいただいたメールを読んだりすると、この話に興味を持ってくださっている方が割といるようだ。気合が入る。


ところで、http://d.hatena.ne.jp/oisyosan/20040725では

『都市システム論』なんて言葉面だけとらえると、お役人の考える都合のいい理屈みたいな感じですが、そんなんでは無くて、物事の関係性を重視して問題に対処するという、いわゆる「お役所仕事」とは相反する考え方です。

というご意見もあるんだけど、もしかしたら『都市システム論』という言い方はマーケティング戦略上よくないのだろうか。「システム」という言葉に何かそういう先入観を抱いてしまう人はどのくらいいるんだろう。
僕はこの言葉を理科のおべんきょで知ったんで、単に「系」としか思ってないから、全然わからないよう。どなたかご教授ください。


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さて、予告では街の土地利用についての話を書くと僕は言ったが、それは後回しにすることにした。


今日は、ズバリ「街とは一体何だろうか?」というテーマに、システム理論を用いて大きく踏み込んでみたい。僕の予感では、大学の都市計画の講義を軽く凌ぐ内容になると思う*1

さあ行くぞ! 今日から何回かが都市論の肝だ! 心して付いてこいよ!!

*1:と言っても僕は都市計画の講義なんて聞いたことはなくて、僕が受けた化学の専門の講義のレベルから勝手に類推しているだけ。専門家の方、間違ってたらごめんなさい。