時事ネタ 1 NEET


NEETニート)が増えて困るとのたまう人がいる。


私の祖母は、自分は戦後苦労したから、子供や孫には少なくとも衣食住の心配がない生活をさせてやりたいと言っていた。父母は、自分の子供時代は自分の部屋がなくて嫌だったから、自分の子供には自分の部屋を与えてやりたいと言っていた。

私はNEETに分類されるだろうが、私には基本的な衣食住があり、自分の部屋がある。最高じゃないか。願いが叶ったのだ。何を騒ぐ必要があると言うのだ。
ただ映画じゃないから、ハッピーエンドで終わりというわけにはいかなかった、というだけじゃないか。


さあ、物語を紡ごう。私は子供に何を残してやれるのだろうか。
私は、私の祖先やその世代の人たちが私に与えてくれたものよりも、ちょっとだけでいいから多くを、一回り下の世代に渡してやりたいと思っていて、それを既存の「仕事」を通して実現するのはちょっとやりにくいなあ、と感じている。