2004-06-14から1日間の記事一覧

予告編

明日からは「街」のシステムデザインを書きます。この「一旦ばらして再結合」的な考え方を頭の片隅に置いといてもらえると、一層分かりやすく読んでもらえるのではないかと思います(というか、僕の文章を読むときはいつもかな)。 〜 僕が交通事故に遭った…

“articulation”と“articuler”

『寝ながら学べる構造主義』(ISBN:4166602519) 188ページからの引用。 「分節」articulationというのは訳語の難しい術語です。この語は「関節」「区切り」「断片」を意味します。動詞形articulaterは「断片化されたものを結びつける」という意味と、「はっき…

ビッティング 〜二進法的発想法

『寝ながら学べる構造主義』(ISBN:4166602519) 153-154ページからの引用。 「二項対立」の組み合わせをいくつか重ねていくと膨大な量の情報を表現できるのというのは(コンピュータ世代にとってはなじみ深い)二進法の考え方です。情報量の最小単位である一…

●構造主義って、そういう話だったのね。●

週末に、内田樹さんの『寝ながら学べる構造主義』(ISBN:4166602519)を読んだ。「構造主義」という字面からしてシステム論との関係が深そうだと思っていたら、やっぱり。もっと早く読んでおけばよかったなあ、と思った。 特に目に付いたところをまとめ。 ●ま…