2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

●読者の方へ。 〜コメント・メール・リンク・引用してくださる前に

いつも当ブログを読んでくださり、ありがとうございます。 書き手である私と、読者であり、ときにはコメントやメールをくださるあなた、それから私の文章を引用・リンクしてくださるサイト・ブログ運営者の方が、互いに幸福で生産的な関係にあることを、私は…

生きる技術、死ぬ作法

ブログを書き始めて、だいたい1ヶ月になる。 このブログのサブタイトルは「日常へのシステム・アプローチ」だけれど、開始当初の数日間は「生きる技術 死ぬ作法」だった。これではちょっと悲壮にすぎるかな、と思ったので変えた。 交通事故に遭って、後遺症…

6/07 ●初心●

入梅早々大雨みたいな話だけど、ここ仙台はまだ降ってなくて曇り空。空もそんなに暗いわけではないし、空気がひんやりしていて、むしろ気持ちいいくらい。それでも前線は迫ってきているのかな。 仙台の梅雨はかなり寒くコタツが要る年も多いくらいで、夏好き…

●善人⇔悪人●

昨日から今日にかけて来客があったために、なかなか書く時間が取れず、持ち越しちゃった。 話を続ける前に、昨日(id:Bonvoyage:20040605)のコメント欄でid:thiさんがご指摘なさった、善人・悪人の定義をしておきたい。確かに漠然としすぎていたかもしれな…

●善意+善意=悪意?●

今まで書いてきたように僕は、大学であれこれあったし、交通事故に遭って後遺症に苦しんだりもした。それから、優秀なビジネスパーソンにも会ったりした。また、9・11以後の世界を見て来もした。 その流れの中でずっと考えていることがある。 それは、世…

「ただ、いる」だけで。

私は以前、あるビジネスマンから相談を受けたとき、こんなことを提案したことがある。 毎晩寝る前に奥さんに1万円渡して、「今日も一緒にいてくれてうれしいよ、ありがとう」と言う。奥さんは「私もよ」と言って、別の1万円札をだんなさんに渡す。ここに年…

●日本のGDPを$%?#*倍にする方法。●

id:ueyamakzk:20040603を読んで思い出した。 実は、ここだけの話なんだけど、日本を覆う閉塞感をぶっとばし、GDPを$%?#*倍にする方法を私は知っている。 ………。 簡単だ。 「人と会ったら必ず1万円札を交換しろ」という法律を作ればいい。 経済現象を…

ある日ブログの片隅から。

さて、ここで一つ、実験をしてみませんか?id:kodaru4さんは、こんなことをおっしゃっている(id:kodaru4:20040603)。 InterCommunication NO.49 Summer 2004で青山真治と蓮実重彦が対談してたんですがね。 嘆いてましたよ、日本人の行動力の無さを。 まあ…

個人がシステムと対峙するために。

かつて、日本でも労働運動や学生運動が華やかだった時代があった。運動に関わっていた人たちは、システム内の弱者である個人がシステムの権力者に対峙するためには、批判精神を持ち、連帯することが重要だと思っていた。団体交渉なんてのもあった。しかし、…

●批判ではなくネゴシエートを。3●

公開用のメールアドレスを作りました→ bonvoyage_blog@hotmail.com 不特定多数の目に触れたくないお話は、こちらへどうぞ。私の判断により、ブログで公開することがあります。公開されたくない場合は、その旨お書き添えください。 さて、昨日(id:Bonvoyage:…

閉塞感をブチ抜くためのネゴシエート

ここで、昨日コメントをくださったid:kmiuraさんに対する私の意見を述べておきたい*1。 彼の論旨は、「人事空間が閉塞的」で「流動性のない状況」であることこそ批判すべきこと、ということだった。 彼の状況把握に、私は全面的に同意する。 だからこそ私は…

姫とのやり取りから。

私とid:Ririkaさんの、この数日間のやり取りをご覧になっていた方も多いだろう。 本当はこんなもんタネ明かしするのは品がないんだけど、あえて書いてみる(姫、無粋な真似をいたしまして申し訳ありませぬ)。こういうコミュニケート手法もあるんだよ、とい…

●批判ではなくネゴシエートを。2●

今日も天気がいい。空が透明で気持ちがいいですね。とは言え、違う地方のことは私は知らないのだが。 id:sujakuさんに見透かされちゃった通り、私は早く他の話題を書きたいのだが、こっちはこっちで私のトラウマ(と言ったら大袈裟なんだけど)に関わってい…

●批判ではなくネゴシエートを。●

さてさて、たくさんの方が取り上げてくださった「みんな」の話だが、実は続きがあった。 この経験こそが、批判ではなくネゴシエート(交渉)をしなければいけないんだ、と私が考えるようになったきっかけでもある。 私は、id:Bonvoyage:20040517にこう書いた…